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理学療法士の離職率はどれくらい?辞める人の割合と主な理由を解説#27

こんにちは!こじろーです。

こんな気持ちを抱えていませんか?

「職場の人間関係がしんどくて、もう限界かもしれない」

「同期がどんどん辞めていくのを見て、自分も転職を考え始めた」

「理学療法士って、みんなこんなにきつい思いをしているの?」

こうした悩みを持っているのは、あなただけじゃありません。

実は、理学療法士の世界では離職や転職を考えている人がとても多いのが現実です。

この記事では、

理学療法士の離職率は実際どれくらいなのか
・どんな理由で辞める人が多いのか
・そして、「辞めたい」と感じるのは自分がダメだからじゃない、ということ

を、データと現場のリアルを交えて解説していきます。

「自分だけが悩んでいるのかな…」と感じていた方に、ぜひ読んでほしい内容です。

この記事を書いているこじろーは?
  • 理学療法士歴 10年
  • 現在は病院勤務
  • 学生時代、実習で一度落とされた経験あり
  • その後、再実習・追加課題を乗り越えてなんとか国家試験に合格
  • 就職後も「向いてないかも」と感じる時期を何度も経験
  • 自分と同じような悩みを持つ後輩・学生からの相談に、これまで数十件以上対応してきた
  • そういった経験をもとに、PTのリアルな現場・キャリアの話を発信するブログを運営中
目次

理学療法士の離職率、実際のところどうなの?

厚生労働省の調査によると、医療・福祉分野全体の離職率はおよそ14〜15%前後で推移しています。これは全産業平均とほぼ同水準です。

ただし、この数字はあくまでも「業界全体」の平均。

理学療法士が多く働く訪問リハビリや介護施設、クリニックなどの小規模な職場では、離職率が20〜30%を超えることも珍しくないというのが、現場を知る人たちの実感です。

また、日本理学療法士協会の調査でも、若手PTの離職率が特に高い傾向が示されています。就職してから3年以内に職場を変える人も多く、「3年以内に一度は転職を経験する」という声もよく聞きます。

数字だけでは見えない「本当の離職の多さ」

ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

「離職率が14〜15%だから、思ったより少ないな」と感じた方もいるかもしれません。

でも実は、「辞めたいと思っているけど、まだ辞めていない人」の数が相当多いのです。

ある調査では、現職のPTのうち半数以上が「転職を考えたことがある」と回答しているというデータもあります。

つまり、「今すぐ辞める人」は少なく見えても、水面下では多くの人が限界を感じながら働いているという構図があるわけです。

理学療法士が辞める主な理由5つ

では、なぜそんなに多くの人が「辞めたい」と思うのでしょうか。

よくある理由を5つにまとめました。

理由① 給与が低い・昇給が見込めない

これは圧倒的に多い理由です。

理学療法士の平均年収は、おおよそ420〜450万円前後と言われています。資格職としてはそれなりに見えますが、実際には残業や持ち帰り業務が多く、時給換算するとかなり低いというのが実態です。

しかも厄介なのが、

年功序列で給与がほぼ固定されている職場が多い

経験を積んでも昇給幅がごくわずか

管理職ポストの数が限られている

という構造があるため、「頑張っても給与が上がらない」という閉塞感が生まれやすいのです。

「10年働いても、転職してきた若手とほぼ同じ給料…」という話も珍しくありません。

理由② 人間関係の問題

職場の人間関係は、どんな仕事でも離職理由の上位に入ります。

理学療法士の職場では特に、

リハ科内の先輩・後輩の縦関係の厳しさ

多職種連携でのコミュニケーションストレス(看護師・医師・介護士との関係)

小規模な科・部署での「逃げ場のなさ」

がよく挙げられます。

特に急性期病院などでは、医師や看護師との連携でプレッシャーを感じやすく、それが積み重なって精神的に消耗してしまうケースが多いです。

「仕事自体は好きなのに、人間関係で辞めることになった」という話、実はものすごくよく聞きます。

理由③ 業務量・残業の多さ

「リハビリ職って定時で帰れるんでしょ?」

と思っている人もいますが、実際には書類業務・カンファレンス・勉強会・研修などが山積みで、定時上がりどころか恒常的な残業に追われているPTも多くいます。

しかも、残業代がきちんと出ないケースも多く、「サービス残業が当たり前」という職場環境もまだまだ残っています。

体力的にも精神的にも削られていくうちに、「もう続けられない」となる人が出てくるのは当然のことかもしれません。

理由④ キャリアアップの見通しが立たない

「この職場で頑張り続けて、将来どうなるんだろう?」

そう感じた時が、転職を意識し始めるターニングポイントになることが多いです。

理学療法士の職場では、

認定・専門理学療法士などの資格取得を支援してくれる職場が少ない

スキルアップのための時間・費用が自己負担になりがち

管理職になれるポストが少なく、キャリアの天井が見えやすい

という課題があります。

「頑張りたいのに、その環境がない」という状況が長く続くと、優秀な人ほど見切りをつけて転職していってしまうのです。

理由⑤ 職場の将来性・経営への不安

これは少し話が大きくなりますが、医療・介護報酬の改定のたびに施設の経営が揺れるという問題があります。

特にクリニックや中小規模の介護施設では、

急な方針転換で業務内容が変わる

リストラや部署統合の不安

「この施設、長くないかも…」という漠然とした不安

こうした将来性への不安が、「今のうちに動いておこう」という転職動機につながるケースもあります。

「辞めたい」と思うのは、あなたが弱いからじゃない

ここまで読んで、どう感じましたか?

「あ、自分が悩んでいた理由、ちゃんとリストに入ってた」と思った方、多いんじゃないかと思います。

少し言わせてください。

「辞めたい」と思うのは、あなたがダメだからじゃないです。

給与が上がらない構造の中で、人間関係のストレスを抱えながら、残業もこなして、キャリアの先も見えない。

そんな状況で「もう限界かも」と感じるのは、ごく自然なことです。

むしろ、「辞めたい理由」を言語化できているということは、自分の状況をちゃんと把握できているということ。

それ自体、とても大事なことです。

実際に新人時代に転職した時の話を書きました👇

辞めたい気持ちはあるけど、次のステップが見えない人へ

「このままじゃいけないとは思っている。でも、何をどうすればいいかわからない。」

こういう状態になる人、本当に多いです。

情報を調べれば調べるほど、「転職した方がいい意見」と「今の職場で頑張った方がいい意見」が両方出てきて、かえって混乱してしまう。

その迷いは、情報が足りないんじゃなくて、「自分の状況に合った判断軸」がないから起きていることが多いです。

そんな時に役立つのが、転職エージェントの活用です。

PT・OT・ST専門の転職エージェントは、

今の悩みを一緒に整理してくれる

自分の状況に合った求人を紹介してくれる

転職すべきかどうかの判断も相談できる

という、「第三者の視点」をくれる存在です。

「転職エージェントって、転職する人が使うもの」というイメージがあるかもしれませんが、「転職するかどうか迷っている段階」で相談しても全然OKです。

むしろ、その段階で相談した方が、焦らず冷静に判断できます。

おすすめの転職サイトはこちらの記事にまとめています👇

まとめ

この記事のポイントをおさらいすると、

理学療法士の離職率は業界全体で14〜15%だが、小規模な職場では20〜30%以上のケースも

水面下では「辞めたいと思っている人」がさらに多い

離職の主な理由は、給与・人間関係・業務量・キャリア・将来性の5つ

「辞めたい」と感じるのは、あなたが弱いからではなく、環境の構造的な問題が大きい

迷っている段階でも、転職エージェントへの相談は有効

「なんか自分だけがしんどいのかな…」と思っていた方の、気持ちが少し楽になれば嬉しいです。

以上、こじろーでした!

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この記事を書いた人

筆者:こじろー

・現役の理学療法士
・理学療法士の「働き方・転職・キャリア」の情報を発信中

・新人〜若手の頃は
 人間関係のストレス
 終わらないサービス残業
 上がらない給料に悩む

・「このまま続けて大丈夫?」と本気で将来を考えた経験あり

・その経験から
 理学療法士のキャリア
 転職で年収を上げる方法
 人間関係で消耗しない働き方
 などを実体験ベースで発信

・同じ理学療法士として
 「今の職場がつらい」
 「将来が不安」
 そんなPTの役に立つ情報を届けています

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