こんにちは、こじろーです。
突然ですが、こんなこと思ったことありませんか?
病院のルーティンワークに飽き飽きしてきて、訪問看護に興味はあるけど踏み出せずにいる
訪問看護に転職したいけど、給料や働き方がどう変わるのか具体的にイメージできない
病院と訪問看護、それぞれのメリット・デメリットを整理したうえで「自分に合う方」を選びたい
病院でリハビリをしていると、ふとした瞬間に「このまま病院で働き続けていいのかな」という気持ちがよぎる。
でも、訪問看護に転職しようとすると「でも実際どうなんだろ…」って不安になって、結局何も動けない。
そういう人、めちゃくちゃ多いです。
私自身も病院から訪問看護に転職した経験があるので、その気持ちはすごくよくわかります。
「隣の芝生は青く見える」ってやつで、
どっちが本当に自分に合っているのか、比べる材料がないと判断できないですよね。
この記事では、そのモヤモヤを少しでも晴らすために、
病院と訪問看護のリアルな違いをできるだけ正直に書いていきます。
きれいごとはなしで。
病院で3〜10年ほど経験を積んできた、キャリアの転換期にいるPT
「患者さんともっと深く関わりたい」「生活に近いリハビリがしたい」と感じ始めているPT
収入アップや働き方の改善も視野に入れながら、転職を考えているPT
この記事はこんな人に向けて情報発信していきます。
- 理学療法士歴 10年
- 現在は病院勤務(病院→介護施設→訪問看護ステーション)
- 学生時代、実習で一度落とされた経験あり
- その後、再実習・追加課題を乗り越えてなんとか国家試験に合格
- 就職後も「向いてないかも」と感じる時期を何度も経験
- 自分と同じような悩みを持つ後輩・学生からの相談に、これまで数十件以上対応してきた
- そういった経験をもとに、PTのリアルな現場・キャリアの話を発信するブログを運営中
\こんな記事書いてます/

※この記事は5分ほどで読めます。
ぜひ最後まで読んでみてください^^
まず「なぜPTは病院か訪問かで迷うのか」を整理しよう

理学療法士の転職先として、病院(急性期・回復期・慢性期)と訪問看護ステーションは、いわば「2大選択肢」です。
でも、この2つって働き方がかなり違います。
病院は「組織の中で動く仕事」、訪問看護は「個人で動く仕事」という感覚に近い。
同じ理学療法士という資格を使っていても、日々の仕事の感触はまるで別物です。
だからこそ、「病院でうまくいってたから訪問でもうまくいく」とは限らないし、
逆もしかり。
自分のキャラクターや価値観に合っているかどうかで、満足度がぐっと変わってきます。
では、具体的にどう違うのか。順番に見ていきましょう。
【違い①】1日の仕事の流れがまったく違う

病院の場合
病院のリハビリは、基本的に決まった時間・決まった場所・決まった患者さんとの関わりが中心です。
午前中は〇〇さんのリハビリ、午後は△△さん、という形でスケジュールが組まれていて、病棟や外来のリハビリ室の中で仕事が完結します。チームで動くので、上司や同僚との連携も密で、何かあればすぐに相談できる環境です。
新卒や経験年数が浅いうちは、この「守られた環境」がとても助かります。手技や評価のフィードバックをすぐもらえるし、勉強会なども整っていることが多い。
一方で、慣れてくると「毎日同じことの繰り返し感」を感じてくる人も多いです。
急性期だと患者さんの入れ替わりが激しくて関係性が築きにくいし、回復期だと3ヶ月ほどで退院してしまう。
「もっと長く関わりたいのに」という欲求不満が積み重なることもあります。
訪問看護の場合
訪問看護のPTは、文字通り患者さんの自宅に伺ってリハビリをします。
1日に5〜7件ほどの訪問をこなすのが一般的で、移動は自転車や車です。
自宅という「その人の生活空間」でリハビリをするので、病院とは全然違う発見があります。
「あ、この人の自宅はこんな環境なんだ」「退院後はこういう生活をしてたんだ」というリアルな情報が直接入ってくる。
担当の患者さんとは、数ヶ月〜数年単位で関わり続けることも珍しくないので、信頼関係がとても深くなります。
「あなたが来る日が楽しみだよ」なんて言ってもらえる日が来ると、この仕事をやっていてよかったなと心から思えます。
ただし、1人で訪問するので「孤独感」を感じやすいのも事実。
相談できる人がすぐそばにいない状況で判断を求められる場面も多く、ある程度の経験値と自立心が必要になってきます。

【違い②】給料と待遇のリアル

ここ、一番気になるところですよね。正直に書きます。
病院の給料
病院勤務のPTの年収は、経験年数にもよりますが300〜450万円前後が相場感です(地域差あり)。
昇給は毎年少しずつあるけれど、劇的に上がることはあまりない。
大きな病院であれば賞与もしっかり出ることが多いです。
福利厚生は比較的充実していることが多く、社会保険・退職金制度・育休取得実績なども安定しています。
「安定感」という点では病院は強い。
ただ、残業が多い職場も少なくなく、書類業務や委員会活動なんかで実質的な時給に換算すると「思ったより低い…」と感じるケースもあります。
訪問看護の給料
訪問看護のPTは、月給ベースでいうと病院より高めに設定されていることが多いです。
ステーションによっては年収500〜600万円以上を提示しているところもあります。
なぜ高いのかというと、訪問件数に応じてインセンティブが発生する仕組みになっていることが多いから。
たくさん訪問すればするほど収入が上がるイメージです。
一方で、固定給が低くてインセンティブ頼みの構造になっているステーションもあるので注意が必要です。
訪問件数が確保できない月は収入が不安定になるケースも。
また、車の運転が必須になることも多く、ガソリン代や車の維持費の補助がどうなっているかも確認しておきたいポイントです。
【違い③】スキルの成長の方向性がまったく違う

病院で育つスキル
病院では、特定の疾患・領域に特化した専門性が磨かれやすいです。
急性期なら術後管理や重篤な患者さんへの対応、回復期なら脳卒中や骨折後のリハビリ、慢性期なら長期的なQOL維持。各フェーズそれぞれに深い専門知識が求められます。
また、院内の勉強会・学会発表・研修制度が充実していることが多く、体系的に知識をインプットしやすい環境が整っています。「若いうちはとにかく勉強したい!」という人には向いています。
訪問看護で育つスキル
訪問看護では、「生活」を支えるための総合的な視点が養われます。
疾患だけでなく、住環境・家族関係・経済状況・本人の生活習慣まで含めて考えながらリハビリを提供する必要があります。医療の専門家というより「生活のコーディネーター」に近い役割感です。
また、1人で判断することが多いので、臨床推論力とコミュニケーション力がぐんぐん伸びます。「なぜこのリハビリをするのか」を患者さんや家族にわかりやすく説明する力も、自然と鍛えられていきます。
ただし、同僚に直接教えてもらう機会は病院より少ないので、自己学習の習慣がない人には少し辛い環境かもしれません。
【違い④】向いている人・向いていない人

ここが一番大事なところです。
病院向きの人
訪問看護向きの人

転職前に絶対確認しておくべき3つのこと

「訪問看護に転職しよう!」と決めた方も、「やっぱり病院で続けよう」と思った方も、どちらの場合でも転職前に確認しておいてほしいことがあります。
① 給与体系の内訳をしっかり確認する
月給の額面だけ見て「高い!」と飛びつかず、固定給とインセンティブの割合、交通費・手当の有無まで確認しましょう。特に訪問看護ステーションはピンキリです。
② 職場の雰囲気を実際に見る(見学は必須)
求人票だけでは絶対にわからない部分があります。実際に職場を見学して、スタッフの様子・離職率・同僚の年齢層などを肌で感じてください。「なんか雰囲気悪いな」という直感は、けっこう当たります。
③ 「なぜ転職したいのか」を言語化しておく
転職理由が「なんとなく現状から逃げたい」だと、転職先でも同じ問題にぶつかることが多いです。「病院で5年やってきたが、もっと在宅での生活支援に携わりたい」など、ポジティブな理由を言語化しておくと、転職活動の軸もブレにくくなります。

まとめ:どちらが正解かは「あなた次第」

正直に言うと、病院と訪問看護、どちらが良い・悪いという話ではありません。
大事なのは、「自分が何を大切にしているか」「どんな理学療法士になりたいか」という軸です。
専門性を深めてチームで働きたいなら病院、患者さんの生活に寄り添って自由度高く働きたいなら訪問看護、という大きな方向性はあります。ただ、それも一概には言えなくて、病院の中でも訪問看護寄りの文化のところはあるし、訪問看護でも専門的にバリバリ勉強できるステーションはたくさんあります。
だから、「どちらが良いか」ではなく「今の自分に何が合っているか」を問い続けてほしい。
焦らなくて大丈夫です。
ちゃんと自分の価値観と向き合った上で動いた転職は、ほぼ間違いなく良い結果につながります。逆に「なんとなく」で動くと、どっちに転んでも後悔しやすい。
この記事を読んで「少し整理できた」と感じてもらえたなら嬉しいです。
転職活動、一緒に頑張りましょう!
以上、こじろーでした!
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