転職エージェント徹底比較

ベテラン理学療法士がやってはいけないNG行動7選#17

こんにちは!こじろーです。

前回の記事では、

という記事を書きました。

今回のテーマは、ベテラン理学療法士がやってはいけないNG行動7選

というお話をしていきたいと思います。

突然ですが、こんな悩みを抱えていませんか?

「経験は積んできたのに、なぜか成長している実感がない」

「患者さんの反応がイマイチで、自分の治療が正しいのか自信が持てない」

「このまま今の職場で働き続けていいのか、なんとなく不安だ」

この記事は、

臨床経験10年以上のベテランPTに向けて

書いています。

新人の頃はがむしゃらに勉強していたのに、気づけば毎日をただこなすだけになっていませんか?

それはあなたの努力が足りないわけでも、才能がないわけでもありません。

ベテランになったからこそ、ハマりやすい”落とし穴”があるのです。

今日はその落とし穴を、NG行動7つという形で具体的にお伝えします。

心当たりがあるものほど、正直に受け止めてみてください。

それでは、早速7つ紹介していきます。

目次

NG① 「前もこれでよくなったから」で治療を決める

経験を積むと、自分なりの治療パターンができてきます。

「この症状ならこのアプローチ」という引き出しが増えることは、たしかに大切です。

でも気づかないうちに、こうなっていませんか?

患者さんの話をちゃんと聞く前に、頭の中でもう治療プランが決まっている。

評価をしながら「やっぱりいつものやつだな」と思っている。

これが積み重なると、患者さんを個別に見る目がどんどん鈍っていきます。

同じ「膝の痛み」でも、原因も生活環境も心理状態もまったく違います。

それなのに「似たような症状だから」という理由で同じ介入を繰り返す。

「経験から来る直感」と「思考停止」は、見た目がそっくりです。

自分がどちらなのか、定期的に疑ってみることが必要です。

NG② 「うちの現場では無理」で新しい知識を捨てる

勉強会や学会で新しいエビデンスを聞いたとき、こう思ったことはありませんか?

「理論はわかるけど、うちの現場では現実的じゃないよね」

「研究と臨床は別物だから」

この言葉が口から出たとき、少しだけ立ち止まってほしいのです。

それは本当に「現場に合わない」のでしょうか?

それとも、変わることが面倒だから、そう思いたいだけでしょうか?

新しい知識を取り入れる必要はない。今のやり方で十分。

こう思い始めた瞬間から、ベテランの臨床力はゆっくりと、しかし確実に劣化していきます。

5年後、自分の治療が時代遅れになっていることに気づいたとき、取り戻すのはとても大変です。

NG③ 「背中を見て覚えろ」で指導を終わらせる

後輩に技術を教えるとき、こんな指導をしていませんか?

「とにかくたくさん患者さんに触れなさい」

「理屈より感覚で覚えるものだよ」

「私が新人のときはそうやって覚えたから」

気持ちはわかります。実際、経験から学ぶことは大切です。

でも少し考えてみてください。

その指導で、後輩は本当に育っていますか?

なぜそのアプローチをするのかが伝わっていなければ、後輩は「見よう見まね」で動くだけです。

応用が利かないし、自分で考える力もつきません。

そしてもっと重要なことがあります。

「感覚で教えている人」は、自分の技術を言語化できていません。

言語化できない技術は、伝えられないだけでなく、自分でも改善できないのです。

後輩の指導に悩んでいるベテランは、実は自分自身の臨床を言語化するチャンスをもらっています。

NG④ うまくいかないとき、患者さんのせいにする

これは誰でも無意識にやってしまいがちなことです。だからこそ、注意が必要です。

患者さんの回復が思わしくないとき、こう思ったことはありませんか?

「この患者さん、自主トレをちゃんとやってくれないから」

「モチベーションが低いから仕方ない」

「家族の協力がないから進まない」

環境や本人の努力が影響することは、もちろんあります。

でも、それを「言い訳」にしてしまった瞬間、自分の成長は止まります。

「自分の介入に改善できる点はなかったか?」

「患者さんのモチベーションを引き出す関わり方ができていたか?」

この問いを持ち続けられるかどうかが、ベテランとしての分かれ道です。

うまくいかない結果から目を背けず、冷静に分析できる人が、本当の意味で腕を上げていきます。

NG⑤ 「忙しいから」を理由に勉強をやめる

臨床が忙しいのはよくわかります。

残業もある。勉強会に行く余裕もない。家に帰ったら疲れ果てている。

でも、ここで少し冷静になって考えてみてください。

今から5年後、あなたはまだ同じ理由で勉強していない可能性が高いです。

「忙しいから勉強できない」は、ずっと続く言い訳です。

問題は時間ではなく、優先順位の問題です。

1日10分でいい。週に論文を1本読むだけでいい。

「完璧に勉強しよう」と思うから続かないのです。

小さくていい。でも続けること。

それだけで、5年後・10年後に周りと圧倒的な差がついています。

「いつかまとまった時間ができたら勉強しよう」

その「いつか」は、残念ながら一生来ません。

NG⑥ 職場の人間関係だけで完結する

職場の同僚や先輩との関係は大切です。

でも、職場の人間関係だけになってしまうと、知らないうちに大きなリスクを抱えます。

同じ職場にいる人たちは、同じ環境・同じ文化・同じ当たり前の中にいます。

その中でいくら話し合っても、「職場の常識」の外には出られません。

他の病院ではどんな治療をしているのか。

他業種の人たちはどんな視点で仕事をしているのか。

外の刺激がないまま年数だけ重ねると、「うちのやり方が普通」という思い込みが強くなっていきます。

他院のPTと話す。勉強会で外の人と交流する。オンラインコミュニティを覗いてみる。

外とつながることで、初めて「自分の職場の当たり前」が客観的に見えてきます。

視野が広がると、臨床も、キャリアの選択肢も、両方が広がっていきます。

NG⑦ キャリアのことを「そのときに考えよう」と後回しにする

これが、7つのNG行動の中でもっとも多く、もっとも後悔につながるものです。

「とりあえず今の職場で続けよう」

「管理職になるかどうかは、声がかかってから考えよう」

「専門性を深めるか幅を広げるかは、まだ決めなくていいか」

こういった「とりあえず」の積み重ねが、気づいたときに大きなツケになります。

気づいたら40代。やりたいことは特にないけど、このままでもいいのかわからない。転職しようにも何をアピールすればいいかわからない。

こういう状況になってから焦っても、選択肢はどんどん狭くなっています。

キャリアは、意識しなければ「なんとなく」の方向へ流れていくものです。

誰かの都合に合わせた異動。気づいたら専門性がどこにもない中堅。

これを避けるために必要なのは、今すぐ完璧な答えを出すことではありません。

「5年後の自分はどうなっていたいか」を、定期的に考え続けることです。

失敗したくない。

自分の求めている職場を見つけたい

そう思っているなら、この記事が参考になると思います。

まとめ

今日お伝えした7つのNG行動を振り返ります。

  • 「前もこれでよくなったから」で治療を決める
  • 「うちの現場では無理」で新しい知識を捨てる
  • 「背中を見て覚えろ」で指導を終わらせる
  • うまくいかないとき、患者さんのせいにする
  • 「忙しいから」を理由に勉強をやめる
  • 職場の人間関係だけで完結する
  • キャリアのことを「そのときに考えよう」と後回しにする

どれかひとつでも「ドキッとした」なら、それがあなたの成長ポイントです。

大切なのは、自分を責めることではありません。

気づいた瞬間から、変えていけばいい。

ベテランだからこそ、正しい方向に舵を切ったときのスピードは新人の比ではありません。経験という武器が、ちゃんとあるからです。

以上、こじろーでした!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

筆者:こじろー

・現役の理学療法士
・理学療法士の「働き方・転職・キャリア」の情報を発信中

・新人〜若手の頃は
 人間関係のストレス
 終わらないサービス残業
 上がらない給料に悩む

・「このまま続けて大丈夫?」と本気で将来を考えた経験あり

・その経験から
 理学療法士のキャリア
 転職で年収を上げる方法
 人間関係で消耗しない働き方
 などを実体験ベースで発信

・同じ理学療法士として
 「今の職場がつらい」
 「将来が不安」
 そんなPTの役に立つ情報を届けています

コメント

コメントする

目次