こんにちは!こじろーです。
前回の記事では、

という記事を書きました。
今回のテーマは、ベテラン理学療法士がやってはいけないNG行動7選
というお話をしていきたいと思います。
突然ですが、こんな悩みを抱えていませんか?
「経験は積んできたのに、なぜか成長している実感がない」
「患者さんの反応がイマイチで、自分の治療が正しいのか自信が持てない」
「このまま今の職場で働き続けていいのか、なんとなく不安だ」
この記事は、
書いています。
新人の頃はがむしゃらに勉強していたのに、気づけば毎日をただこなすだけになっていませんか?
それはあなたの努力が足りないわけでも、才能がないわけでもありません。
ベテランになったからこそ、ハマりやすい”落とし穴”があるのです。
今日はその落とし穴を、NG行動7つという形で具体的にお伝えします。
心当たりがあるものほど、正直に受け止めてみてください。
それでは、早速7つ紹介していきます。
NG① 「前もこれでよくなったから」で治療を決める

経験を積むと、自分なりの治療パターンができてきます。
「この症状ならこのアプローチ」という引き出しが増えることは、たしかに大切です。
でも気づかないうちに、こうなっていませんか?
患者さんの話をちゃんと聞く前に、頭の中でもう治療プランが決まっている。
評価をしながら「やっぱりいつものやつだな」と思っている。
これが積み重なると、患者さんを個別に見る目がどんどん鈍っていきます。
同じ「膝の痛み」でも、原因も生活環境も心理状態もまったく違います。
それなのに「似たような症状だから」という理由で同じ介入を繰り返す。
「経験から来る直感」と「思考停止」は、見た目がそっくりです。
自分がどちらなのか、定期的に疑ってみることが必要です。
NG② 「うちの現場では無理」で新しい知識を捨てる

勉強会や学会で新しいエビデンスを聞いたとき、こう思ったことはありませんか?
「理論はわかるけど、うちの現場では現実的じゃないよね」
「研究と臨床は別物だから」
この言葉が口から出たとき、少しだけ立ち止まってほしいのです。
それは本当に「現場に合わない」のでしょうか?
それとも、変わることが面倒だから、そう思いたいだけでしょうか?
新しい知識を取り入れる必要はない。今のやり方で十分。
こう思い始めた瞬間から、ベテランの臨床力はゆっくりと、しかし確実に劣化していきます。
5年後、自分の治療が時代遅れになっていることに気づいたとき、取り戻すのはとても大変です。
NG③ 「背中を見て覚えろ」で指導を終わらせる

後輩に技術を教えるとき、こんな指導をしていませんか?
「とにかくたくさん患者さんに触れなさい」
「理屈より感覚で覚えるものだよ」
「私が新人のときはそうやって覚えたから」
気持ちはわかります。実際、経験から学ぶことは大切です。
でも少し考えてみてください。
その指導で、後輩は本当に育っていますか?
なぜそのアプローチをするのかが伝わっていなければ、後輩は「見よう見まね」で動くだけです。
応用が利かないし、自分で考える力もつきません。
そしてもっと重要なことがあります。
「感覚で教えている人」は、自分の技術を言語化できていません。
言語化できない技術は、伝えられないだけでなく、自分でも改善できないのです。
後輩の指導に悩んでいるベテランは、実は自分自身の臨床を言語化するチャンスをもらっています。
NG④ うまくいかないとき、患者さんのせいにする

これは誰でも無意識にやってしまいがちなことです。だからこそ、注意が必要です。
患者さんの回復が思わしくないとき、こう思ったことはありませんか?
「この患者さん、自主トレをちゃんとやってくれないから」
「モチベーションが低いから仕方ない」
「家族の協力がないから進まない」
環境や本人の努力が影響することは、もちろんあります。
でも、それを「言い訳」にしてしまった瞬間、自分の成長は止まります。
「自分の介入に改善できる点はなかったか?」
「患者さんのモチベーションを引き出す関わり方ができていたか?」
この問いを持ち続けられるかどうかが、ベテランとしての分かれ道です。
うまくいかない結果から目を背けず、冷静に分析できる人が、本当の意味で腕を上げていきます。
NG⑤ 「忙しいから」を理由に勉強をやめる

臨床が忙しいのはよくわかります。
残業もある。勉強会に行く余裕もない。家に帰ったら疲れ果てている。
でも、ここで少し冷静になって考えてみてください。
今から5年後、あなたはまだ同じ理由で勉強していない可能性が高いです。
「忙しいから勉強できない」は、ずっと続く言い訳です。
問題は時間ではなく、優先順位の問題です。
1日10分でいい。週に論文を1本読むだけでいい。
「完璧に勉強しよう」と思うから続かないのです。
小さくていい。でも続けること。
それだけで、5年後・10年後に周りと圧倒的な差がついています。
「いつかまとまった時間ができたら勉強しよう」
その「いつか」は、残念ながら一生来ません。
NG⑥ 職場の人間関係だけで完結する

職場の同僚や先輩との関係は大切です。
でも、職場の人間関係だけになってしまうと、知らないうちに大きなリスクを抱えます。
同じ職場にいる人たちは、同じ環境・同じ文化・同じ当たり前の中にいます。
その中でいくら話し合っても、「職場の常識」の外には出られません。
他の病院ではどんな治療をしているのか。
他業種の人たちはどんな視点で仕事をしているのか。
外の刺激がないまま年数だけ重ねると、「うちのやり方が普通」という思い込みが強くなっていきます。
他院のPTと話す。勉強会で外の人と交流する。オンラインコミュニティを覗いてみる。
外とつながることで、初めて「自分の職場の当たり前」が客観的に見えてきます。
視野が広がると、臨床も、キャリアの選択肢も、両方が広がっていきます。
NG⑦ キャリアのことを「そのときに考えよう」と後回しにする

これが、7つのNG行動の中でもっとも多く、もっとも後悔につながるものです。
「とりあえず今の職場で続けよう」
「管理職になるかどうかは、声がかかってから考えよう」
「専門性を深めるか幅を広げるかは、まだ決めなくていいか」
こういった「とりあえず」の積み重ねが、気づいたときに大きなツケになります。
気づいたら40代。やりたいことは特にないけど、このままでもいいのかわからない。転職しようにも何をアピールすればいいかわからない。
こういう状況になってから焦っても、選択肢はどんどん狭くなっています。
キャリアは、意識しなければ「なんとなく」の方向へ流れていくものです。
誰かの都合に合わせた異動。気づいたら専門性がどこにもない中堅。
これを避けるために必要なのは、今すぐ完璧な答えを出すことではありません。
「5年後の自分はどうなっていたいか」を、定期的に考え続けることです。
失敗したくない。
自分の求めている職場を見つけたい
そう思っているなら、この記事が参考になると思います。

まとめ

今日お伝えした7つのNG行動を振り返ります。
- 「前もこれでよくなったから」で治療を決める
- 「うちの現場では無理」で新しい知識を捨てる
- 「背中を見て覚えろ」で指導を終わらせる
- うまくいかないとき、患者さんのせいにする
- 「忙しいから」を理由に勉強をやめる
- 職場の人間関係だけで完結する
- キャリアのことを「そのときに考えよう」と後回しにする
どれかひとつでも「ドキッとした」なら、それがあなたの成長ポイントです。
大切なのは、自分を責めることではありません。
気づいた瞬間から、変えていけばいい。
ベテランだからこそ、正しい方向に舵を切ったときのスピードは新人の比ではありません。経験という武器が、ちゃんとあるからです。
以上、こじろーでした!





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