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【体験談】理学療法士1年目で転職した僕が後悔しなかった理由

こんにちは、こじろーです。

「理学療法士になったけど、この先やっていけるのかな…」

「同期は頑張っているのに、自分だけ取り残されている気がする」

「このまま続けても、本当に成長できるのだろうか」

もし今こんな気持ちを抱えているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。かつての私も、まったく同じ状況にいました。

この記事を読んでわかること

つらい原因は、自分ではなく職場環境

1年目の転職は、逃げではない

環境を変えると成長できることもある

新人が早期に退職することは、悪ではない。

自分を1番に考えることは、重要ってこと!

そんな気持ちで書いています。ご一読ください。


目次

1年目の私が感じた「現実とのギャップ」

大阪の急性期病院で理学療法士としてキャリアをスタートしたとき、私は希望に満ちていました。

国家試験も一発合格。学生時代の実習評価も悪くない。「きっと順調にやっていける」と信じていました。

しかし現実は違いました。

1日20人以上の患者を担当する過密スケジュール。

先輩によって正反対の指導を受け、「何が正解かわからない」という混乱が毎日続く。
残業は当たり前で、勉強する時間もとれない。そして夜は疲れ果てているのに、不安で眠れない。

朝、電車に乗るたびに憂鬱な気持ちになりました。

患者さんの前では笑顔を作るものの、「この治療で本当に良くなるのだろうか」「自分の判断は正しいのか」という不安が常に頭にありました。

8ヶ月間、必死に耐えました。でもあるとき気づいたのです。「これは我慢すれば解決する問題ではない」と。


「我慢すれば報われる」の落とし穴

多くの新人理学療法士が陥る最大の誤解は、「続けていれば必ず状況は良くなる」という思い込みです。

確かに、どんな仕事でも最初はつらい。慣れや経験で解決することも多い。でも理学療法士の世界には、個人の努力ではどうにもならない「構造的な問題」が存在することがあります。

新人教育のマニュアルがない。指導者によって教え方がバラバラ。質問しづらい雰囲気が常にある。パワハラに近い叱責が日常化している。こうした問題は、どれだけ自分が頑張っても変えられません。これは「自分の努力不足」ではなく、「組織の問題」なのです。

私自身も最初は「みんなこういう苦労をして成長するものだ」と思っていました。でも転職後に別の職場で働いてみて、はっきりわかりました。「あの苦しさは必要のないものだった」と。


1年目での転職を決めた5つの理由

理由①:職場環境の問題は自分の努力で変えられない

前職では新人教育の体制がほぼ存在しませんでした。A先輩は「見て覚えろ」、B先輩は「A先輩のやり方は古い」と真逆の指導。C先輩はそもそも質問できる雰囲気ではない。何が正解かわからないまま、毎日不安を抱えて仕事をしていました。

転職先では専任のプリセプターが付き、週1回の面談で進捗確認ができました。教育体制の違いが、成長速度を大きく変えるのだと実感しました。

理由②:早期転職は「逃げ」ではなく「戦略的な判断」

理学療法士は技術職です。適切な環境で学ぶことが成長の前提となります。間違った環境に留まり続けることは、むしろキャリアにとってマイナスになりかねません。

転職後の職場では月1回の症例検討会があり、1年目から学会発表の機会も与えられました。前職では「新人が学会なんて100年早い」と言われていたのに。転職から2年後、私は地方の学会で症例発表を行いました。前職にいたままでは、絶対に経験できなかったことです。

理由③:給与・待遇への不満は時間とともに深刻化する

前職では基本給20万円、10年目でも25万円に届かない見込みでした。転職先では基本給28万円からスタートし、昇給制度も明確。年収にして約80万円の差がありました。お金だけが理由ではありませんが、将来設計への不安は精神的な消耗に直結します。

理由④:患者さんへの責任感が転職を躊躇させていた

「担当患者さんを置いていくのは無責任ではないか」という気持ちは、確かにありました。でも冷静に考えると、成長できない環境にいる理学療法士が担当し続けることは、患者さんにとっても良いことではありません。転職先でより高い技術を身につけた結果、患者さんの回復も早くなり、感謝される機会が増えました。真の責任感とは、「目の前の患者さんだけでなく、将来担当する患者さんにも最高の治療を提供できる自分になること」だと気づきました。

理由⑤:在職中に慎重に転職先を選ぶことが大切

私は土日と有給を使って3つの医療機関を比較しました。給与は高くても雰囲気が殺伐とした病院、雰囲気は良くても教育体制が薄い病院、そして給与・雰囲気・教育体制すべてが整った病院。最終的に3つ目を選び、それが正解でした。焦らず比較する余裕が、在職中の転職活動だからこそ生まれます。


転職後、10年目を迎えて思うこと

今の職場で10年目を迎え、後輩の指導も任されるようになりました。振り返ると、1年目での転職は「人生を変える正しい選択だった」と心から思います。

転職は成功か失敗かで白黒つけられるものではありません。大切なのは、今いる環境が自分の成長を妨げていないかを客観的に判断すること。そして「環境を変えるリスクを自分で引き受ける覚悟」を持てるかどうかです。

もし今、仕事に不安を感じているなら、その感情を軽視しないでください。あなたの直感は、多くの場合正しいのです。

転職を検討することは、逃げではありません。自分の人生と、患者さんへの責任を真剣に考えた末の、勇気ある決断です。

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この記事を書いた人

筆者:こじろー

・現役の理学療法士
・理学療法士の「働き方・転職・キャリア」の情報を発信中

・新人〜若手の頃は
 人間関係のストレス
 終わらないサービス残業
 上がらない給料に悩む

・「このまま続けて大丈夫?」と本気で将来を考えた経験あり

・その経験から
 理学療法士のキャリア
 転職で年収を上げる方法
 人間関係で消耗しない働き方
 などを実体験ベースで発信

・同じ理学療法士として
 「今の職場がつらい」
 「将来が不安」
 そんなPTの役に立つ情報を届けています

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